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BMキャピタルの最低出資額の1000万円に届いてないけど問い合わせしても大丈夫!?詐欺の可能性を含めてわかりやすく解説する!

BMキャピタルの最低出資額の1000万円に届いてないけど問い合わせしても大丈夫!?詐欺の可能性を含めてわかりやすく解説する!
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筆者も投資している日本の老舗ヘッジファンド「BMキャピタル」。

安定したリターンがでており下落耐性が高いことから年々注目度が高まっています。以下で詳しくはお伝えしています。

BMキャピタル
BMキャピタルの概要

ただ、BMキャピタルの最低投資金額は1000万円からと設定されており、敷居が高くなっているのも事実です。

本日は本当に1000万円以上でないと出資できないのか?

という疑問にお答えした上で、詐欺の可能性はあるのか?

という点についてお伝えしていきたいと思います。

目次

最低投資金額1000万円以下でも問い合わせして大丈夫!?

最低出資額は1000万円とのことですが実際にBMキャピタルのHPを見かけると以下の記載があります。

BMキャピタルの最低手資金に関するQ&A

Q.最低投資金額はいくらですか?
A.原則として1,000万円から受け付けております。1,000万円以下での投資希望の場合は弊社役職員とご相談ください。

原則としては1000万円からとしながらも、1000万円以下の場合は弊社役職員と相談という条項が記載されています。役職員というのは問い合わせを行って面談をする営業員の方ですね。

結論からいうと1000万円未満であっても投資を実行することは可能です。何故なら、他ならぬ筆者が最初にBMキャピタルに投資をした金額が500万円だったからです。

一気に1000万円以上の気がひけるという方は気軽に相談してみるとよいでしょう。

筆者よりも低い金額でも、運用実績に納得をすれば増額するという前提であれば受け入れてくれそうな感触でした。

表面上の金額だけをみて何事も諦めてはいけないということですね。

担当者の方も実際に会ってはなしてみると紳士的で好感の持てるかたでした。わからないことがあれば、何でも気兼ねせずに聞いてみるとよいでしょう。

BMキャピタル側も、私募ファンドですので、長期的に付き合うことができる顧客を求めているという感じでした。

質問をできるだけ用意していくのをおすすめします。筆者が書いている内容だけでは魅力は伝わないと思います。

コラム:海外のヘッジファンドは超富裕層か機関投資家しか投資ができない

日本のヘッジファンドはまだ出資金額という意味で非常に良心的です。

海外の名前を聞くようなヘッジファンドはそもそも年金基金や保険会社などの機関投資家からの投資しか受け入れていません。

個人から受け入れるとしても5億円以上の超富裕層に限定されるケースが多く敷居が高くなっています。

以下はブリッジウォーターの最低出資金に関する説明です。そもそも個人は相手にされていないのです。

【本文】
The firm does not have any individual clients. It generally requires clients to have a minimum of $7.5 billion of investable assets.

【日本語訳】
ブリッジウォーターは個人投資家からの資金は受け入れていません。また、最低でも75億ドル(日本円で約1000億円)の投資可能な金融資産を保有する機関投資家のみ資金を受け入れています。

そして、以下は海外ヘッジファンドの成績の平均ですが、正直いってBMキャピタルの方が素晴らしい成績を残しています。海外だから良いというわけではないのです。優秀なファンドマネージャーが運用しているかどうかだけが重要なのです。

海外ヘッジファンドの成績

上記のリターンであればBMキャピタルの方が秀でているのです。

BMキャピタルが詐欺(ポンジスキーム)じゃないと断言できる3つの根拠

BMキャピタルは私募ファンドということで出資するのに詐欺なのではないか?

と不安に思われる方もいらっしゃると思います。しかし、筆者が投資して5年経過しており詐欺である可能性は0であると断言できます。

その他に、詐欺ではないという根拠についてお伝えしていきたいと思います。

運用期間が長期にわたる!ポンジスキームとして継続することは不可能

詐欺ファンドは短いもので数ヶ月、長くても1年足らずで基本的には消滅します。代表的な詐欺ファンドのスキームとしてポンジスキームがあります。

ポンジスキームは新規の投資家から集めた資金を、運用することなく既存の投資家に分配するファンドです。

ポンジスキームとは?

運用してませんが、あたかも高いリターンを出しているかのように偽ることができます。しかし、分配する資金より新たに集まる投資家の資金が小さくなった瞬間に資金をもって蒸発します。

つまり、短期集中で大々的に宣伝を行なって資金を集める必要があるのです。

一方、BMキャピタルは運用開始から10年もの年月が経過しています。

そもそもポンジスキームのようにあり得ないレベルの運用成績を謳っているわけではなく、下落に備えながら10%程度の安定したリターンを目指していると謳っています。

10年にもわたってポンジスキームとして存在することは不可能といえるでしょう。

金融庁から警告が出されていない

怪しい運用を行なっているファンドに関しては金融庁から警告が出されます。当局としても野放しにしておくわけには行きませんからね。

BMキャピタルについては金融庁からの警告は出されていないのです。

以下、金融庁が警告しているファンド一覧となりますので参考にしていただければと思います。

参照:金融庁の警告

取引の実態がありポンジスキームではない

あと、何より決定的なのが取引実績があることです。本当に何も運用していないファンドであれば、取引実績はありません。しかし、以下の通りBMキャピタルは実際に株主欄ででてくるのです。

BMキャピタルが投資を実行している証拠

萬世電機の株主欄にいつのまにかBMキャピタルが入っていた。

ブラッククローバーは12月に買い増したし、光通信もまだ1.5%持っているのだろう。 バリューファンドが集う…。

@boss_value

BMキャピタルは三京化成で見かけたファンドですね。

萬世電機は値動きもほとんどないし業績にもほとんどブレがないので、株主欄はチェックしてませんでした。有益な情報ありがとうございます。

@kabu_rhythm

ダントーHD[5337] 株式買付 買付人…淡路交通 買付数…224万株(7.7%) 応募株主 ・BMキャピタル…9.8万株

@nicoDisclosure

ちゃんと取引実績があるファンドが詐欺であるはずがありませんよね。確かに筆者も最初投資する時は一抹の不安はありましたが、無理なリターンを喧伝していないこと、取引実態があることを確認して納得の上で投資を実行しました。

詐欺であると思い込むほうが無理のあるレベルだと思います。

出資と解約ができるタイミングとは?ヘッジファンド特有のロックアップ制度とは?

最後に出資と解約のタイミングについてもお伝えしておきたいと思います。

BMキャピタルでは出資も解約も3ヶ月に1回行うことができます。タイミングは四半期毎ということになります。

例えば2023年2月14日に出資の申し込みを行っても運用開始は2023年4月1日からとなります。

そして2024年5月20日に解約申し込みをしたとしても運用が終了し資金が返ってくるのは2024年6月30日ということになります。

BMキャピタルのロックアップの説明図

BMキャピタルにかぎらず、ヘッジファンドでは一定期間しか出資と解約ができないというロックアップ制度を設けています。

むしろ、3ヶ月に1度も出資と解約ができるBMキャピタルは良心的といえるでしょう。1年に1回というファンドも数多くありますからね。

なぜロックアップ制度を採用しているかというと投資家一人当たりの資産の大きさが影響しています。

1人あたりの出資金額が大きいので、大口投資家が突如解約することで投資したい銘柄に十分な金額投資できず戦略が揺らぐという可能性があります。

特にBMキャピタルのように「物言う株主」戦略をとっているファンドでは資金計画が非常に重要になってきますからね。

→ 有名アクティビストファンド「BMキャピタル」の実際の事例を過去の組み入れ銘柄を取り上げてわかりやすく解説!

四半期に資金の増減があれば投資計画が立てやすくなるので四半期毎に出資と解約ができるようになっているのです。

まとめ

BMキャピタルの最低出資額は1000万円となっていますが、1000万円未満でも投資を受け入れてくれます。

最低出資金額は海外のヘッジファンドの敷居に比べると随分低く設定されており紳士的なレベルです。

また、取引の実態があることや、運用期間が長いという点からみても詐欺ということは考えられません。

何より、詐欺だったら筆者の投資資金は蒸発しています。

気になっている方は1000万円未満だったとしても話を聞いてみるとよいでしょう!

最後に:

 

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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