日本のヘッジファンドとして知名度が大きくなっているBMキャピタル。ヘッジファンドということもあり、あまり情報が外にでてこないためベールに包まれている印象をお持ちの方も多いかと思います。
ヘッジファンドは私募ファンドであり、公募投信ではないため正確な情報は掴みにくいです。
BMキャピタルに興味を持っている方の中には以下の点を知りたいという方が多いかと思います。
✔︎ 詐欺ではないのか?引き出したい時に引き出せるのか?
✔︎ リターンはどれくらいなのか?
✔︎ 面談はどのような内容なのか?
これらの気になる点に、Twitterや5chでのネットの評判や筆者の体験をベースにお答えしていければと思います。
BMキャピタルについて網羅的にまとめている記事は以下です。
詐欺?運用実態は?出資後に解約はできるのか?
まず一番重要な点は詐欺ではないのかという点です。私募ファンドで横行している詐欺としてポンジスキームがあります。
ポンジスキームは高配当や高利回りを謳い文句として投資家から資金を集めて、既存の投資家に分配するスキームです。
運用して得られたリターンから分配しているなら問題ないのですが運用せずに分配しているのです。
そして、分配する配当が新たな顧客からの出資を上回る局面でポンジファンドは元本を持ち逃げして蒸発します。ポンジスキームは新規投資家から資金を集め続け、尚且つ既存投資家の流出を防ぐために解約に制限をかけていたりします。
そのため、以下の特徴を有していることが非常に多くなっています。
✔︎ 著しく高いリターン
✔︎ 解約に引き出し条件や抽選などの条件が付与
BMキャピタルは年率10-20%のリターンと堅実なリターンを謳いながら、引き出しも四半期毎に全額行うことが可能となっています。
実際に資金が必要となり、一時的に引き出した経験もある筆者の見解としてはポンジスキームの可能性はないと確信しています。
2015年から投資している筆者としては詐欺ではないと信じているのですが、筆者の感想だけだと十分ではないのでSNSや5chの声を拾っていきたいと思います。
日本にもヘッジファンドはあって、BMキャピタルなんかは有名どころ。 2013年から運用開始で、チャイナショック、コロナショックも乗り切って2020年もプラス‥過去マイナス0回。さっきHPなんとなく見てたら、会社の信条に「損失を出さない事」って書いてあった‥やっぱり守りなんですね(・_・;
BMキャピタルは1000万から行けるらしいので
今までの成績はいいらしいが、流石に怖いな
大企業ではないので、コンプラ的に変な気を起こされたら、0になるというのが100%ないわけじゃないしな
2013年からの運用で2023年時点でも存続している点も強い根拠です。通常ポンジスキームであれば数年-5年程度で蒸発しますからね。また、BMキャピタルは割安株を大量に購入して大株主となって経営に物言う「アクティビスト」として活躍しています。
そして、BMキャピタルのファンドマネージャーはアクティビストとして活躍する過程で、ある上場企業の取締役に就任しています。(これは面談で聞けば教えてくれると思います)
上場企業の役員に就任するためには経歴や反社チェックなどを通過する必要があります。それらを通過しているということが信頼の担保ともいえますね。
また、更に強い根拠が以下です。
実際に萬世電機の大株主一覧を見てみると、BMキャピタルの名前が確認できます。
実際に大株主として投資していることが示されています。ポンジスキームは運用を行わないファンドですので、運用をしている実態が確認できる点も安心材料ですね。まず、詐欺ファンドである可能性は否定して問題ないでしょう。
そもそもなのですが、BMキャピタルの運営メンバーは東大、京大卒、元財務省官僚、投資銀行、外資コンサルや総合商社などでキャリアを積んだメンバーです。このような経歴の方々は詐欺を働くことの方がコストが高く、またそういった発想すらないのではと筆者は思いました。粛々とファンド業を営んでいる印象が強いです。
リターン(利回り)はどれくらいなのか?
次に気になるのはリターンですよね。筆者も投資していますが、確かに四半期ベースでわずかにマイナスになったこともありますが、年度ベースではマイナスになったことはありません。
今では大型ファンドへ成長し、常々マイナスを出すようになってしまいましたが、ひふみ投信も2008-2018年までマイナスを出したのは2011年の微マイナスだけでした。BMキャピタルはまだまだ運用が軌道に乗っている時期が継続しています。
最盛期のひふみ投信を彷彿とさせます。
→やめたほうがいい?評判だった「ひふみプラス」「ひふみ投信」の時代は終わった?まだ上がる?暴落の理由や今後の見通しを含め徹底評価!
下落相場における耐性が非常に魅力的で、BMキャピタルは2018年の調整相場、また2020年のコロナショックでも資産を守り抜きプラスのリターンを出してくれました。
実際に以下の声も聞かれています。
日本にもヘッジファンドはあって、BMキャピタルなんかは有名どころ。 2013年から運用開始で、チャイナショック、コロナショックも乗り切って2020年もプラス‥過去マイナス0回。さっきHPなんとなく見てたら、会社の信条に「損失を出さない事」って書いてあった‥やっぱり守りなんですね(・_・;
次はリターンについてみていきましょう。
2013年からの年率平均リターンは17%となっています。4年近くで倍になるレベルのリターンをだしているということです。ただ、ホームページ上では10%と記載されています。これは顧客に過度に期待させないためにという配慮とのことでした。リターンについては以下のコメントが見られています。
国内?ヘッジファンド?とかいうBMキャピタル調べて見たら、一応大量保有報告書に載ってるのね 保有額は3億円くらい 一口1000万出資が下限らしいから30口分か 年足とか見ても大して儲かってるようには…
上記のTwitter内の大量保有報告書にのっているのは萬世電気と三京化成です。それぞれの値動きをみてみましょう。
【萬世電気】
株価の値動きは以下となります。右肩上がりの株価チャートを描いていますね。確か2021年に利益を確定していたと思いますので大きなリターンを得ていることが想定されます。
次に三京化成について見ていきましょう。BMキャピタルは大株主に名を連ねています。
【三京化成】
三京化成の株価推移は以下となります。BMキャピタルはしっかりと2021年の上昇局面を捉えて利益を確定していました。大して儲かっていないというツイッターの声はただの憶測にすぎません。
しっかりと投資している銘柄が上昇していることが見て取れますね。
面談はどのような内容なのか?
BMキャピタルに投資をするにはホームページから申し込みをして面談を行う必要があります。
ファンド側としてもしっかりと説明をして合意形成をしてから資金を受け入れたいという意図があるのでしょう。
しかし、面談で押し売りされないかという不安を抱いている方もいると思います。
筆者の体験としてはファンドマネージャーやリターン、運用手法、手数料などの説明を受けたあとで、興味があれば投資をしてくださいというスタンでで全く強制という感じはうけませんでした。
また、仮に強制的に投資させる雰囲気があるのであればSNSなどにも、不満の声がでてくると思いましたが一切出ていないので安心していただければと思います。
以下は面談を受けた方の感想ですが、特に面談で怖かった的な感想はでていません。
さっきヘッジファンドBMキャピタルと面談してきた。 3年前に1回して以来2回目。成績ずっといいし投資することに。 怪しんだ過去の自分に後悔・・
面談はオンラインで30分程度で、内容を説明してくれて、その後質疑応答して終わりと簡単だったよ
資料の申し込みなどは以下からできます。
インターネットから得られる情報は限られているので、面談するなど、自分で能動的に話しを聞きに行ってみるとよいでしょう。