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成績が良いと評判のキャピタル世界株式ファンドは今後もおすすめできる?やめとけ?掲示板での口コミを含めて徹底評価!

成績が良いと評判のキャピタル世界株式ファンドは今後もおすすめできる?やめとけ?掲示板での口コミを含めて徹底評価!
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成績が良いと評判の投資信託に「キャピタル世界株式ファンド」があります。

キャピタル世界株式ファンドはキャピタルグループが運用する投資信託で世界各国の株式を厳選して投資を行っています。

本日はキャピタル株式ファンドの特徴についてお伝えした上で実績を紐解いていきたいと思います。

また、一言にキャピタル世界株式ファンドといっても4種類存在しています。それぞれの違いについても触れていきます。

最後に果たして今後も同ファンドに投資妙味があるのか?という点まで踏み込んでいきたいと思います。ま

目次

そもそもキャピタルグループとは?

投資信託運用会社といえば野村證券グループや大和証券グループなどといった大手金融機関の関連会社のイメージが強いと思います。

ただ、日本の皆様としてはキャピタルグループという名前を聞いた方は少ないのではないでしょうか。

キャピタルグループ

キャピタルグループは1930年にロサンゼルスで創業した歴史ある資産運用会社です。

運用残高は世界第7位という巨大な規模の資産を運用している会社なのです。因みに20位までに日本の運用会社は一つも入っていません。寂しいものですね。

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RankFundMarketTotal Assets
1BlackRockU.S.$8,676,680
2Vanguard GroupU.S.$7,148,807
3Fidelity InvestmentsU.S.$3,609,098
4State Street GroupU.S.$3,467,467
5Allianz GroupGermany$2,934,265
6J.P. Morgan ChaseU.S.$2,716,000
7Capital GroupU.S.$2,383,707
8BNY MellonU.S.$2,210,574
9Goldman Sachs GroupU.S.$2,145,000
10AmundiFrance$2,126,391
11Legal & General GroupU.K.$1,736,402
12Prudential FinancialU.S.$1,720,958
13UBSSwitzerland$1,641,000
14Franklin TempletonU.S.$1,497,955
15Morgan StanleyU.S.$1,474,627
16T. Rowe PriceU.S.$1,470,500
17Wells FargoU.S.$1,455,000
18BNP ParibasFrance$1,430,900
19Northern TrustU.S.$1,405,300
20Natixis Investment ManagersFrance$1,389,663

世界有数の資産運用会社によって運用されていることがわかります。それではファンドの特徴を見ていきましょう。

キャピタル世界株式ファンドの特徴

キャピタル世界株式ファンドは以下の基準で銘柄を選定しています。

キャピタル世界株式ファンドの銘柄選定基準

上記は特段特別なプロセスではなく、どのアクティブファンドも銘柄選定のプロセスとして基本的に辿るものです。投資対象としては「世界の株式」という点が特徴的です。

多くの投資信託は投資する地域を事前に決めていますが、キャピタル世界株式ファンドは世界各地に分散投資をしているのです。

4種類のキャピタル世界株式ファンド「通常盤」「限定為替ヘッジ」「分配重視」「分配重視/限定為替ヘッジ」を比較

一言にキャピタル世界株式ファンドといっても4つの種類が存在しています。

  • 「通常盤」
  • 「限定為替ヘッジ」
  • 「分配重視型」
  • 「分配重視型/限定為替ヘッジ」
通常盤為替ヘッジも行わず分配金も年1回に抑制している
限定為替ヘッジ米ドルやユーロやGBPなどの主要通貨に対してのみ円に対しての為替ヘッジを行う
分配重視型主要通貨に対して為替取引は行わないが年間2回分配金を拠出
分配重視型/限定為替ヘッジ主要通貨に対して為替ヘッジをしながら年2回分配金を拠出

分配金を拠出することで拠出時に20.315%の税金が徴収されるだけでなく複利効果を得ることができなくなります。

長期的に資産を形成したいという方は通常盤か限定為替ヘッジ版を洗濯することを推奨します。

キャピタルワールドの国別構成比率と業種別構成比率

では直近の2024年8末時点のレポートを基にした国別構成比率と業種別構成比率を見ていきたいと思います。

国名2024年8月2023年12月
米国52.1%52.20%
フランス9.1%9.30%
英国5.2%4.80%
デンマーク4.0%4.20%
日本3.4%3.10%
カナダ2.9%3.10%
オランダ2.3%2.70%
スイス2.6%2.50%
台湾2.4%2.40%
ドイツ1.6%1.40%
その他17ヵ国計8.7%8.50%
現金・その他5.6%5.90%

米国の比率が大きい点ですが、現在世界の時価総額の50%は米国株で占められています。

つまりオーバーウェイトというほどではありません。しかし時代は移り変わっていくので、時価総額の大きい市場が縮小していく局面も必ずあることは歴史が証明しています。

また、フランスやオランダや英国といった欧州の国家の組入比率が比較的多くなっており日本がアンダーウェイトとなっています。

ただ、売上ベースでみると新興国市場(エマージング市場)の比率が大きくなっています。つまり先進国の企業が新興国市場で大きな収益を上げているということですね。

キャピタル世界株式ファンドが投資をする銘柄がどの地域で売上をあげているか

また、以下は業種別の構成比率です。ハイテク産業が多い情報技術やヘルスケアセクターの比率が大きくなっています。一般消費財・サービスに関しては後続で判明しますが、テスラとアマゾンがこのカテゴリーに入っています。

この2社はハイテク企業とも取れますので、本当に情報技術に偏ったポートフォリオになっていることがわかります。

2022年8月と比較して一般消費財・サービスがランク落ちしているのはアマゾンの株価が大幅に下落しているからでしょう。時価総額ももうすぐエヌヴィディアに抜かれそうですからね。

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 業種名2024年8月末2024年1月末2023年12月末2023年10月末(2023年6月末)(2023年2月末)(2022年11月末)(2022年8月末)
1情報技術 20.5%20.7%21.90%20.00%19.50%19.30%17.90%19.40%
2ヘルスケア16.4%15.9%15.90%16.20%16.20%17.40%17.00%14.80%
3一般消費財・サービス11.2%11.6%12.40%12.00%13.10%12.40%13.80%17.00%
4資本財・サービス14.5%13.2%12.30%11.10%11.70%11.20%10.40%9.20%
5金融10.4%10.7%10.00%10.20%10.40%10.50%10.50%10.30%
6コミュニケーション・サービス9.3%8.3%7.20%6.80%6.50%5.50%5.70%6.50%
7生活必需品5.1%5.9%5.40%5.70%6.00%6.60%6.90%6.30%
8素材3.9%4.5%4.90%4.70%4.80%5.80%4.60%5.10%
9エネルギー2.9%2.%3.00%4.10%4.20%4.80%4.70%3.50%
10公益事業0.5%0.6%0.60%0.80%1.00%1.10%1.20%1.30%
11不動産0.4%0.4%0.30%0.40%0.40%0.60%0.60%0.60%
 現金・その他4.8%5.6%5.90%8.00%6.30%4.70%6.70%5.90%
 合計100.00%100.00%100.00%100.00%100.00%100.00%100.00%100.00%

情報技術に偏っているということは、政府の利上げ局面で大ダメージを避けられず案の定2022年はボロボロでした(後で詳しく見ます)。

そして、インターネット・オンラインという成長ドライバーを失った米国株に偏重したポートフォリオの今後の行方についても筆者はかなり暗い未来を見ています。この点については見通しの項目でお伝えします。

キャピタル世界株式ファンドの構成上位10銘柄

以下は2024年8月末時点のキャピタル世界株式ファンドの構成上位10銘柄です。

キャピタル世界株式ファンドの構成上位銘柄

メタ(旧Facebook)、マイクロソフト、アルファベット、エヌビディア、テスラなどの大型テクノロジー銘柄を組み入れています。これらの銘柄が上位にひしめいていることから、株価指数と同様の動きとなることは容易に想定できますね。

そして、これらの銘柄はAI銘柄でもあるので、今後の調整局面では大きな痛手を被ることが想定されます。

キャピタル世界株式ファンドはファンド設定が2007年です。リーマンショックはあるもその後はテクノロジーバブルが10年以上継続していたので、思考の切り替えが追いついていないのかもしれません。

しかし、過去の歴史を紐解けば、旬が終わった銘柄の衰退は必至であり、早急なポートフォリオ組み直しが必要になってくるはずです。

変わらない限りは、キャピタル世界株式ファンドに投資するという判断を筆者がすることはまずありません。

因みに過去からの構成上位銘柄の推移は以下となります。大型のハイテク銘柄が上位という構成は変わりませんね。

アルファベット(Google)は下位へ、アマゾンはついに構成上位から転落しています。

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 2024年2024年2023年2023年2023年2023年2022年2022年20222年
 8月末時点2月末時点12月末時点10月末時点6月末時点2月末時点11月末時点8月末時点5月末時点
1メタプラットフォームマイクロソフトマイクロソフトマイクロソフトマイクロソフトマイクロソフトテスラテスラテスラ
2マイクロソフトメタプラットフォームノボルディスクノボルディスクノボルディスクノボルディスクマイクロソフトマイクロソフトマイクロソフト
3ノボノルディクスノボノルディクスブロードコムメタプラットフォームテスラTSMCTSMCアルファベットアルファベット
4TSMCブロードコムメタプラットフォームブロードコムTSMCテスラASMLホールディングTSMCTSMC
5ブロードコムTSMCTSMCTSMCASMLホールディングASMLホールディングノボルディスクメタプラットフォームメタ・プラットフォームズ
6アストラゼネカASMLホールディングスASMLホールディングイーライリリーメタプラットフォームメタプラットフォームイーライリリーASMLホールディングASMLホールディング
7アルファベットアルファベットテスラASMLホールディングブロードコムアストラゼネカアストラゼネカアマゾン・ドット・コムアマゾン・ドット・コム
8エヌビディアテスライーライリリーテスラアルファベットAIAグループネスレアストラゼネカアストラゼネカ
9イーライリリーイーライリリーアルファベットアルファベットイーライリリーLVMHモエアルファベットネスレブロードコム
10テスラアストラゼネカアストラゼネカアストラゼネカアストラゼネカネスレAIAグループノボルディスクAIAグループ

「やめとけ」と最近は評判の悪いキャピタル世界株式ファンドの運用実績

以下は通常盤のキャピタル世界株式ファンドの運用実績を紐解いていきます。通常版は「為替ヘッジなし」なのでドル円の上昇の追い風が吹いているため基準価額が支えられています。

しかし、今後は円高調整が想定されているので非常に危険な状態です。

キャピタル世界株式ファンドの運用実績

2019〜2021年は非常に簡単な相場でありテクノロジーバブルを謳歌していましたが、やはり少し相場が難しくなった2022はマイナスが出ていますね。

下落相場では非常に脆弱であることがわかります。当然ですね、インデックスファンドとほぼ同じ構成なのですから、ボラティリティは高いです。

以下は標準偏差ですが、投資におけるリスクであり価格の値動きの激しさのことを意味します。

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1年3年(年率)5年(年率)10年(年率)
標準偏差12.9115.5317.6316.75

 投資におけるリスクとは!?ハイリスクハイリターン投資よりローリスクミドルリターン投資を狙おう!

キャピタル世界株式ファンドの10年のリターン12.03%となっています。

リスク16.75%から考えられる今後1年間のリターンは以下となります。

【68.3%の確率】
▲4.72%(=リターン12.03%-リスク16.75% )

+28.78%(=リターン12.03%+リスク16.75%)

【95.4%の確率】
▲21.47%(リターン12.03%-リスク16.75% ×2 )

+45.53%(=リターン12.03%+リスク16.75% ×2 )

【99.7%の確率】
▲38.22%(=リターン12.03%-リスク16.75%×3 )

+62.28%(=リターン12.03%+リスク16.75%×3 )

標準偏差が大きいので市場でショックが起こると大きなマイナスを被る可能性があります。

また上記で少し述べましたが、長期的に見てもテクノロジー銘柄偏重のポートフォリオを維持するのであれば、キャピタル世界株式の未来はありません。

そもそも、キャピタル株式ファンドの2022年から2024年のリターンは以下の通りとなっていますが、これは急激な為替変動に支えられています。

下記は2024年6月末までですが、7月から9月にかけてドル円は13%下落しており株価も下落しているので大きなマイナスになることが想定されます。

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 1-3月期4-6月期7-9月期10-12月期1-12月期
2024年15.51%9.26%
2023年7.78%15.48%-0.51%5.13%30.17%
2022年-3.74%-10.01%-1.15%-0.90%-15.20%

次に主要通貨に対して為替ヘッジしているキャピタル世界株式ファンドシリーズの商品ですが、あからさまに成績が悪く、こちらが本来のファンドの実力です。ボロボロですね。

限定為替ヘッジの1年のリターンは-24.95%です。投資信託なのに暴落です。

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 1-3月期4-6月期7-9月期10-12月期1-12月期
2024年7.99%2.54%
2023年6.51%5.62%-3.56%7.73%16.88%
2022年-7.82%-17.45%-5.20%4.04%-24.95%

為替ヘッジなしのキャピタル世界株式ファンドの未来が上記です。

今までドル円は日米金利差に連動する形で上昇していきました。ただ、2024年の半ばから米国の景気後退懸念と日銀の利上げによって金利差が縮小してドル円は140円台前半まで下落しています。

ドル円は日米金利差と連動

今米国FRBは利下げに転換して、本格的に景気後退が懸念される局面が到来しています。景気後退が現実化すると更に日米金利差が縮小してドル円は下落して通常のバージョンのキャピタル世界株式ファンドに痛手となります。

世界株式、そしてハイテクを取り扱うキャピタル世界株式ファンドは為替の激しいボラティリティにも曝されており、非常にリスクが高いです。

キャピタル世界株式ファンドは米ハイテク産業の成長にフルで乗ることができましたが、今後は次なる成長を探す必要があります。

つまり、ファンド設立以来初めて変化を求められているのです。過去のように簡単にリターンは上げられなくなることは火を見るよりも明らかです。

筆者としては、どんな相場でも淡々とリターンを提供してくれるファンド(BMキャピタル)で運用したいので、キャピタル世界株式ファンドはパスします。

投資家の方は今後の動向をかなり注視しておいた方が良いかと思います。

BMキャピタル
BMキャピタルの概要

全世界の株式市場の動きを表すeMAXIS全世界株式とキャピタル世界株式ファンドを比較

キャピタル世界株式ファンドはアクティブ型の投資信託なので市場平均に対してプラスのリターンをだしている必要があります。以下はキャピタル世界株式ファンドと全世界の株式市場の動きをあらわす「eMAXIS全世界株式」との比較となります。

青:キャピタル世界株式ファンド
赤:eMAXIS全世界株式ファンド

キャピタル世界株式ファンドとeMAXIS全世界株式インデックスとの比較

2020年のコロナショック以降、eMAXIS全世界株式ファンドに対して大きくアウトパフォームした成績となっていましたが、結局はeMAXIS全世界株式ファンドと同等の結果に終わっています。

コロナショックからの金融緩和によって金利が低下したことでハイテクグロース企業の勢いが強い相場環境が強かったなど追い風がありました。

しかし、インデックスファンドに負けてしまうのはアクティブファンドとしては大問題です。わかりやすく以下は過去3年のリターンです。

青:キャピタル世界株式ファンド
赤:eMAXIS全世界株式ファンド

過去3年のキャピタル世界株式ファンドとeMAXIS全世界株式インデックスとの比較

市況環境が悪いので、パフォーマンスが悪いのは理解できますがインデックスファンドには勝ってほしいところです。

これからまだまだ高止まりしたインフレを退治すべく、FRBは利上げを続ける必要がありますので、ハイテク株には逆風が吹き荒れています。

タイミングとしては、現在購入するのは自殺行為と言っても言い過ぎではないほどです。

長期でもテクノロジー銘柄という成長ドライバーを失っているので、向こう10年くらいはキャピタル世界株式ファンドの買い場は来ないと思います。

大きくポートフォリオを変更するのであれば考えます。

キャピタル世界株式ファンドの掲示板での評判や口コミ

インターネット上では以下のようなものが見つかりました。筆者の周りではこの金融引き締め時にキャピタル世界株式ファンドを話題にする人は皆無です。ハイテク企業には逆風ですからね。

直近のものから列記していきます。

掲示板

またこれでしばらく降下が続くのでしょう…
買った額にすら戻らなければ、手放す勇気もなし

掲示板

グローバルもここも本当に上がらない!!

先日野村証券に行ったら、キャピタル世界株式ファンド(アクティブなやつ)をゴリ押しされたな🧐
「野村は変わった」と担当さんが言ってるが果たして。 https://t.co/ei0SLwhjmE

— 🌉銀座Leeマン🌃 (@DeFi29352532) July 12, 2022

昨年の5月に、私は投資の世界に飛び込みました。
初めて購入したのは、アクティブファンドの「キャピタル世界株式ファンド」に、初回一括1000万円w。
信託報酬が1.7%という、今なら買っていなかったかもしれない商品😆👍
でも、私にとっては投資信託のきっかけになった大切な存在です。(写真は現在) pic.twitter.com/30vLv72lFw

— ネクスト@投資信託 長期保有予定者。 (@noob_magic) August 6, 2021

■40代

男www やっぱり40代になっても男は夢を求める!
女性は30代とほぼ変わらず堅実。

■50代
やっぱり男は(以下略
女性では信託報酬1.701%のキャピタル世界株式ファンド
という世界屈指のアクティブ運用会社「キャピタル・グループ」が運用するアクティブファンドが登場。 pic.twitter.com/NtUOWJD47Y

— 🎐ごぼうさん不動産&株クラ🎐 (@fudousander) June 28, 2022

金融のプロが勧めるものは、信託報酬がたかいものばかりね

アライアンス・バーンスタイン米国成長株投信 1.727%

キャピタル世界株式ファンド 1.701%

フィデリティ世界割安成長株投信 1.65%

ひふみプラス 1.078%

グローバルAIファンド 1.93%

投資のソムリエ 1.54%https://t.co/HvjCitaiV5

— アリタマナブ@世界分散投資とリスキリング (@arisensei1985) June 20, 2022

今後はどうなる?2024年以降の長期見通し

キャピタル世界株式ファンドは全世界の株式に投資をしている投資信託です。4種類ありますが、一番長期的にリターンが高いのは分配金が少ない「通常盤」か「限定為替ヘッジ版」となります。

組入銘柄は米国のハイテク銘柄が中心となっています。過去のリターンは高いのですが標準偏差も高く最大損失は高くなることも念頭におく必要があります。

2023年からは生成AIブームにわいて半導体銘柄をはじめとしたAI関連企業が相場を2024年の7月まで牽引しました。

しかし、AIバブルの筆頭銘柄ともいえるNvidiaの株価も頭打ちの様相を呈しています。業績バブルも終焉を迎えつつあり、ここからはAIバブル崩壊となる懸念が高まっています。

NVIDIAの株価推移

長期的に見ても、すでにテクノロジー銘柄の成長は失われ、米国株市場を押し上げるモーターユニットは存在しません。

そして、更に相場全体にもリスクが押し寄せています。長引く高インフレと、それに対応するための高インフレによって景気後退の足音が近づいてきています。歴史的にFRBが利下げを行って数ヶ月後からリセッションに陥り株価指数は下落する傾向にあります。

利下げから数ヶ月から半年経過後にリセッションが到来

黙ってインデックスファンドを握っていれば良い時代は終わり、今後しばらくは投資のプロしか生き残れないそうです。筆者の場合は、私募ファンドであるどんな相場でもリターンを狙うヘッジファンドで運用を行っています。

実際、以下の通り市場の動きに関係なく安定したリターンを積み上げていっています。

ヘッジファンドのリターンをS&P500指数や日経平均株価と比較

時代に左右されずコツコツとリターンを積み上げていく方針をとっています。以下で筆者の投資先のヘッジファンドを含めたランキングを作成していますので参考にしてみてください。

最後に:

 

 

私がファンドを選ぶ際に気をつけていることは、「長期で明確な戦略を実行し」、「確かなリターンをあげている」「経歴、実績共に優秀なファンドマネジャーが運用しているかどうか」、これだけです。

短期間における投資ファンドのハイリターン実績は全て無視しています。真に勝率が高い投資家は長期でみると、ピカピカな運用実績に収束します。

しかし、短期は短期。ただの運である可能性が高く、ファンドの本当の実力を測れるものではありません。

日々の膨大なニュースに翻弄され、株価の上げ下げで感情的に取引してしまう個人投資家が日本には溢れています。

しかし、投資とは自身の得意とする、勝率の高い戦略を見つけ、愚直に実行するだけなのです。これには膨大な作業量(決算読み込み、市場調査など)と強い精神力を必要とします。

このように、本当は投資とはシンプルでつまらないものです。

投信やヘッジファンドを選ぶ際は、この投資の考え方、哲学をしっかり持っているファンドマネジャーが在籍するファンドを選びましょう。それだけで大損することはまずありませんし、周囲の人が驚くようなリターンを自身があげていることに気づくはずです。リターンの差とはこの思考、また投資とは何かを知っているかどうかで大きく変わります。

勝率の高い投資戦略を愚直に実行しているファンドマネジャーが在籍するファンドを私の目でも選んでいますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

 

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